桧原湖調査5日目［2022年7月27日］にして最大のプレッシャーが私に降りかかることとなった。

“ブログ書いてみよっか？”と突如右隣から聞こえた午前八時の桧原湖湖畔。辺りは生い茂る緑にどこからともなく聞こえてくる生き物たちの声、ぶら下がるイモムシ、ブンブン飛び回るくせに刺してはこない優しいアブたち、360度大自然パノラマの中、私は一人とても小さくなった。

21年間生きてきてブログに触れてこなかったのがここに響いてくるなんて夢にも思わない。さらに，このようなときに気の利いたことを1つでも言えたらどんなに楽か、ああ頭の中でネガティブが止まらない。しかし、谷川さんは逃してはくれない。笑顔でパソコンを手渡され今に至る。少ない語彙力と拙い文章力しか持ち合わせていない私ではあるが、今回の調査、五感フル稼働で生き抜いた桧原湖での5日間を私なりの文章で振り返っていきたいと思う。

今回の5日間を調査編、食事編、プライベート編の三部構成でお送りしたいと思う。

⇒小林祐大の桧原湖日記【調査編１】につづく