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Diary2024.09.15

手島さんの桧原湖調査日誌【2024年9月14日~15日】

こんにちは、東京藝術大学の手島です!

今回はボートの組み立てと、ソナー調査の様子をお伝えします。

 

9/14にゴムボートの調査船の組み立てを行いました。

2馬力のエンジン付きで、推進力を備えた我々調査チーム第二の調査船になります。空気を入れてエンジンを取り付けて、水面に浮かべていざ発進!と思いきや、エンジンがかからず…。無念の調査2日目を迎えました。阿部丸に牽引されながら調査区域に向かう様子は何処か悲しげでした。ちなみにこの調査船は佐々木先生曰く、日本初の水中考古学専用の調査船だそうです!(以下ランディ号と呼ぶ)

【記念すべき進水式の様子】

【無念の牽引の様子】

 

9/15はエンジンが治ったランディ号で念願の調査に出発です!

午前中は水中ソナーを用いて檜原城土塁の周辺水域の調査を行いました。調査員3名(佐々木先生、手島、細野)がそれぞれ船の操縦、ソナーを水中に入れる係、タブレットでデータの確認を行い、湖底を様子を記録しました。藻が大量にある所を避けながら運転しなければならず、高度な運転技術が求められます。また、ソナーも垂直に持ち続けなければならず、水の抵抗に負けて斜めになってしまうとその部分のデータが取れないため、やり直しに…。苦戦しながらも午前中の調査を終え、土塁周辺のデータを撮り終えました!

これから調査結果を元に水中ドローンなども駆使して調査を進めていきます!

【ソナーを水中に入れる様子】

【データを確認する時の様子】


この記事を書いた人
Teshima Natsumi
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