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Diary2024.09.17

調査最終日!手島さんの桧原湖調査日誌【2024年9月17日・最終日】

こんにちは、東京藝術大学の手島です!

本日17日は私と佐々木先生が調査最終日となっております。名残惜しいですが、最終日の様子をお届けします!


17日のドローンチームは神社近くの岸からドローンでの調査を行いました。

準備としてドローンのケーブルに10mごとに印をつけていきます。この印を確認すればドローンが岸から何メートル離れた所を調査しているのか一目でわかるようになっています!

図1.テープで10mごとに印をつけていく

準備も終わったので機材を車に積んで神社に向かいます。

山際の道を通ると道路に何と猿が…!木に飛び乗ってこちらを見ていました。


調査ポイントに着きましたので、猿たちの鳴き声をバックサウンドに調査を開始します。佐々木先生はドローンの操縦、東海大の学生たちが今何メートルドローンが進んでいるか教えてくれるので、10m毎に私はサブモニターで時間と深度をチェックして記録する係を担当しました。

図2.ドローンに搭載されたカメラで水面の様子をチェックします


1ポイント目は石などを確認できましたがドローンの大敵である藻に阻まれ悪戦苦闘しました。2ポイント目は一面のシルト層で逆に何も見えず…。少し方角を変えて再チャレンジすると今度は礫を確認することが出来ました!


・帰る準備

ドローンをはじめとした機材を洗って車に積んでいきます。私たち学生が主に乗船していたランディ号とも今日でお別れ…。一から組み立て、一緒に漂流した思い出のある船なので寂しさが込み上げます。また乗船できることを願いつつ、これまでありがとうの意味を込めて丁寧に洗浄していきます。

図3.ありがとうランディ号!また乗せてね!!5日間お世話になった皆さんともお別れです。ありがたいことに島田さんから餞別に貸してくれていたフィンを頂きました。一緒に潜水して水中を案内してくださった木村先生、ダイビングの指導をしてくださった武内さん、共に作業した東海大の細野君、王君、大変お世話になりました!また、この調査に誘ってくださった佐々木先生とも一旦お別れです。5日間ありがとうございました!また皆さんと一緒に調査が出来る日が来ることを願いつつ駅へ向かいます。


藝大に帰って、修士研究に没頭する日々に戻りますが、ここでの経験は水中から引き上げられた文化財の保存という自分の研究テーマの糧になると思います。

残りわずかな修士の期間頑張っていきます!


また最後に、ブログを掲載してくださった谷川さんにも謝辞を述べたいと思います。ありがとうございました!!


この記事を書いた人
Teshima Natsumi
Teshima Natsumi

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