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2024.09.22

東海大学木村ゼミ生細野さんの調査ブログ【2024年9月22日・最終回】

こんにちは。木村ゼミの細野高太郎です。

明日は静岡に帰ってしまう日となるので、本日は実質的な最終日となります。

本日の活動内容は考古班が設置したブイ・基準点の回収と、来年の調査に向けて必要なブイを湖面に残していくために東海大学の名が記入されたブイを設置しておくことでした。

今日も朝から雨が降っていたのですが、私は最後までやりきるということを目標に活動を行いました。


【水中の遺跡の魅力】

私たち学生は、ダイビングの経験が浅いため鳥居のポイントから奥の水没している鳥居までトレーニングダイブをさせていただくことができ、その際に私は久しぶりにダイビングを行ったのであまり手順を覚えておらず、武内先生には苦労を掛けてしまいました。

そうして水中に潜っていくと、視界は悪かったのですが水没した鳥居が見えてきました。そこで私が感じたことは、興奮でした。

自分のダイビングの技術が拙いことで焦っていたのですが、水中で100年以上昔の建造物がきれいに残っているということが見れたことが私にはとても新鮮で、この分野についてさらに学びを深めていきたいと強く思いました。


出土した遺物なのですが、陶磁器をはじめ、木地師たちにまつわる遺物が出土しました。(メジャーの取り方が滅茶苦茶なのは気にしないでください。笑)

桧原宿は木地師という、木をくり抜いて器や物を作っていた人たちが生計を立てていたという歴史があり、それに関連する遺物となっています。


本日は静岡からの考古学班が最終日ということで皆さんと記念写真を撮りました!

私にとって桧原湖で発掘調査に携われたということはこれからの将来にとってとても大きな経験となりました。これから大学生活は残り少ないですが、実りの多い大学生活にしたいと思います!

木村先生をはじめ、ダイビング指導をしていただいた武内先生、伊豆の国教育委員会の島田さん、私たちのブログを掲載していただいた海洋開発機構の谷川さんなど様々な人にお世話になった実りのある10日間でした!ありがとうございました!


この記事を書いた人
Kotaro Hosono (Tokai University)
Kotaro Hosono

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